Androidのスマホ本体に保存した画像データをバックアップするためにSDカードに移したいけれどやり方がわからないという方、多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、AndroidからSDカードへデータを移す方法を解説します!
最終更新日:2019年10月28日
内蔵されたハードディスクではなく、外部機器へ簡単に移行できるSDカードにデータを保存できるのはAndroidならではの魅力です。今回は、Android本体からSDカードへ画像データを移す方法をご説明します。これでデータのバックアップもバッチリです。
Androidスマートフォン本体に保存できる容量は限られており、端末によってはとても少なく設定されているものもあります。
そのため、気にせず写真を撮っていると突然『容量不足で保存できない』という警告が出てきてしまった、というご経験がある方も多いのではないでしょうか。
そうなったら、これからご説明する手順を使って写真(画像)データを、Androidスマートフォン本体からSDカードに移してしまいましょう。
手順はとても簡単です。
容量が足りているSDカードさえ挿入されて入れば、すぐに終わりますので、もし出かけている時にそのような事態になった場合、SDカードさえ購入できればその場で対応することもできます。
ぜひ覚えておいてください。
SDカードは無限にデータを保存できるわけではありません。通常販売されているSDカードは、256GB〜64GBあたりが一般的です。
もっと大容量のものもありますが、容量に比例して価格も上がってきますので、その辺りは必要な容量を選ぶようにしてください。
そのため、現在お手持ちのAndroidスマートフォンに挿入されているSDカードの容量がどれくらいなのかを調べる必要があります。
そのため、AndroidスマートフォンからSDカードに入れたい、対象となる全ての画像データの容量を調べてから、それが保存できるSDカードが挿入されているか確認しましょう。
容量が不足していた場合、画像データの移動をすることができません。
まずは保存するべき画像データの容量を調べましょう。この操作は実際に移動する操作とほぼ同じで、その操作の手前まで行うことになります。では実際の手順です。
1.『設定』をタップ
写真元:ymobile.jp – 『設定』をタップ
2.『ストレージ』をタップ
写真元:ymobile.jp – 『ストレージ』をタップ
3.『SDカードへデータ転送』をタップして容量を確認
写真元:sumaoji.com – 『SDカードへデータ転送』をタップ
ここで表示される『画像』の項目に書かれている容量を確認します。
上記の画面の場合、『23.49MB』が最低限必要な容量になります。
この容量を超えるサイズのSDカード、できれば少し多めが望ましいですので、余るくらいの容量のカードが挿入されているかを確認してください。(大きすぎる必要はありません)
容量不足のSDカードであれば保存ができませんので、もしこの時点で不足していることが判明すれば適した容量のSDカードに差し替えてください。
SDカードの準備ができたらあとはデータを移動するだけです。
手順は先ほどと同じです。
1.『設定』をタップ
2.『ストレージ』をタップ
3.『SDカードへデータ転送』をタップし、『画像』にチェックを入れる
ここでチェックを入れて実行するときに注意すべきことがあります。
この『転送』という処理は、『コピーではなく移動』であるということです。
つまり、Androidスマートフォン本体の中から画像データが全てなくなり、SDカードの中に移動するということになります。
こういう動きをするということを理解した上で作業を行いましょう。
4.転送が完了したことを確認
写真元:sumaoji.com – 転送が完了したことを確認
先ほどチェックを入れた『画像』の項目に『0件のファイル、0B』と表示されていることを確認します。
これで現在Androidスマートフォン本体の中に画像データが1件もないことがわかり、画像データがSDカードに全て転送されたことになります。
これで作業は完了です。
iPhoneではSDカードに画像データを写そうとする場合、一旦パソコンを経由する必要があります。
これはiPhoneにSDカードスロットがないため、直接データをやりとりすることができないということが理由です。
その点、AndroidスマートフォンならSDカードを外部ストレージとして認識することが可能なため、データを移すという作業ができます。
これは、普段からSDカードをメインで使用し、データのやり取りをおこなっているユーザーにはとても便利でありがたい機能ですね。
ついつい撮りすぎて溜まったことでAndroidスマートフォン本体の容量を圧迫し、新たな写真が撮れなくなってしまっても、焦らずこの処理で一気に容量を節約しましょう。
これで安心して、写真をたくさん撮ることができますね。