この記事では、iPhoneで通話ができない原因と対処法を解説しました。慌てずに落ち着いて今回の記事を参考に確認をしてみましょう。
iPhoneの問題点の一つは、通話ができないことです。緊急時に呼び出しに応じることができず、不便を感じることになります。 そこで今回は、iPhoneの通話がうまくいかない原因とその対策をご紹介します。
帯電話の設定によっては、うまく通話ができない場合があります。iPhoneには、電話のかけ方や受け方に影響を与える設定がいくつかあります。その設定のひとつが、飛行機に乗っているときに使う「機内モード」です。
飛行機モードは、飛行機に乗っているときに使用するもので、電話の発着信が制限されます。iPhoneの機内モードをオンにすると、モバイルデータ通信・Wi-Fi・Bluetooth・GPSの通信が停止されます。
また、着信通知を受け取れない機能をオンにしているため、通話ができない場合もあります。ここで使われるのが「おやすみモード」です。
おやすみモードは、夜間の着信を通知しない機能です。iPhoneの画面がロックされているときに誰かが電話をかけてきても、通知はされず、電話の着信音で起こされることもありません。また、画面がロックされているときだけでなく、いつでも通知しないようにすることもできます。
そのため、スリープモード中に誰かが電話をかけてきても、通知はもちろん、電話がかかってきたことすらわかりません。
利用料金の未払いや滞納があると、通話がつながらなくなるので注意しましょう。契約先のプロバイダが、通話できない状態にするからです。滞納が長期にわたる場合、最終的には強制解約になるでしょう。場合によっては、違約金が発生します。
Step1、ホーム画面の〔設定〕をタップして、設定画面が表示されます。機内モードボタンがオンであることを確認し、ボタンをタップします。
機内モードをオフにする
Step2、機内モードボタンがオフになったことを確認します。これで、通話ができるようになります。
次のはiPhoneが「おやすみモード」になっているかを確認することです。iPhoneがおやすみモードになっていると、携帯電話の電波が良好であっても、電話を受けることができません。着信した電話は、留守番電話に転送されるか、電話を切ったことが発信者に通知されます。機内モードと同様に、iPhoneの「設定」から「おやすみモード」をタップします。
Step1、おやすみモードを解除するには、iPhoneの「ホーム」画面を開き、画面を下から上にスワイプします。
Step2、「コントロールセンター」が表示されるので、「月のアイコン」をタップします。
おやすみモードをオフにする
iPhoneで通話できない場合、iPhoneを再起動してみてください。iPhoneは普通に見えても内部障害があるかもしれないので、再起動してリセットしてみましょう。様々な設定をしても解決しなかった問題が、一度の再起動で解決したというケースは少なくありません。長期間使用していると、操作している場所でなくても、見えないところで問題が発生することがあります。再起動が一つの解決策となります。
次に有効な方法は、SIMカードを入れ直すことです。接触不良や衝撃によるカードの誤挿入が原因の場合は、SIMカードを再挿入することで問題が解決する可能性が高いです。電源を入れた状態で試すと、いiPhoneに負担をかけてしまうので、必ず電源を切った状態で試してください。また、SIMカードが正しい向きで挿入されているかどうかも確認してください。
以上はiPhoneで通話できない時の原因と対処法でした。iPhoneで電話がかけられないときは、まず落ち着いて、問題をひとつずつ解決していくことが大切です。
iPhoneが故障しても、すぐに修理に出さなくても、電話をかけることができるかもしれません。どうしようもない場合は、Apple修理サービスまたは民間のiPhone修理専門業者に連絡してください。一日も早く通話ができるようになり、便利にiPhoneを使うことができます。