この記事では「WebM」の概要と、再生方法について解説していきます。再生できないからとファイルを削除する前に、是非一度お試しください!
Googleが、ネットストリーミング用に開発した動画ファイル形式「WebM」。
ネットストリーミングが一般的になった昨今、大活躍の動画ファイル形式です。
ネットストリーミングで見ている分には、再生さえできれば動画ファイル形式は気にしないと思います。
しかし、いざ「.webm」というファイル形式となると通常の動画プレイヤーで再生できないなど、クセのあるファイルになってしまいます。
そこで今回は「WebM」ファイルの概要と、再生方法を解説していきます!
「WebM」とは、ネットストリーミングのため開発されたオープン動画フォーマットです。開発したのはGoogleで、標準HTML5ベースのウェブ専用に設計されています。
そのため、「WebM」ファイルは他の動画形式と異なっている関係で、いつも使っている動画プレイヤーでは再生できないという場合が多いです。
その代わり「WebM」形式の動画は、ウェブブラウザ―で再生することができます。
再生は、以下の主要なウェブブラウザーで可能です。
写真元: labohyt.net – ウェブブラウザーで再生
ウェブブラウザーで再生できる「WebM」ファイルですが、その再生方法をご紹介します。
といっても、手順はとても簡単。
たったこれだけで、Google Chrome上で動画が、上記画像のように再生されます。さすがネットストリーミング再生に対応した動画ファイルですね。
他のウェブブラウザーも同様なので、是非一度お試しください。
写真元: convertio.co – オンラインのファイル変換サイトを利用する
メディアプレイヤーなどで再生しようとしても再生できず、もし再生できたとしても音声が出ないなどの症状に悩まされる「WebM」ファイル。
「Convertio」のような、オンラインでファイル変換できるサイトを利用して、「WebM」ファイルから「MP4」ファイルなどに変換してしまえば再生することも可能です。
では「WebM」ファイルをそのまま再生できる動画プレイヤーはないのでしょうか?
写真元: gomlab.com – 無料の動画プレイヤーで再生
無料で入手できる動画プレイヤーの中で、「WebM」ファイルを再生できるものがいくつかあります。
その中でオススメなのが、韓国にあるGRETECHが開発した「GOMプレーヤー」です。
無料にも関わらず300種類以上の動画形式を再生できる上、字幕機能や360°VR動画再生などに対応している高性能さで人気を博しています。
このプレイヤーを使えば特に設定することもなく、「WebM」ファイルを開くだけで再生することが可能です。
もともとネットストリーミング用に開発された関係で、ウェブブラウザーとの相性が良い動画ファイルですので、ウェブブラウザーで再生するのがもっとも自然と言えます。
しかし、どうしてもダウンロードして再生したい場合や、「WebM」ファイルそのものを入手した場合はその限りではありませんので、ご紹介した「GOMプレイヤー」をお試しください。
一般的な動画ファイル形式とは出自そのものが異なっている関係で、少々クセのある動画ファイル「WebM」。
扱い方がわかれば問題なく再生できますので、是非一度挑戦してみてはいかがでしょうか?