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【無料】iPadリカバリーモードを解除する方法とできない場合の対処法

iPad がリカバリーモードに陥って解除できない、または初期化が必要な場合に直面する問題を解決するため、本稿ではリカバリーモードの基本知識、通常の操作方法、さらに専門ソフト AnyFix を活用した効率的な解決策を紹介し、ユーザーが簡単に iPad の問題を解決できるよう支援します。

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白川 澄羽 | 最終更新日: 2025年10月10日
727言葉 |3分で読める

iPadを使っていると、システムエラーやアップデートの失敗によって突然「リカバリーモード」に入ってしまうことがあります。この状態になると、画面にはケーブルとパソコンのアイコンが表示され、通常の操作ができなくなってしまいます。特にデータを消したくない場合や、どうやって解除すればいいのか分からない時には、不安を感じるユーザーも多いでしょう。

本記事では、リカバリーモードの仕組みや、実際に解除するための方法を分かりやすく紹介します。初心者の方でも安心して実践できる手順をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

iPadのリカバリーモードとは

iPad リカバリーモードとは、iPad のシステムに障害が発生し、正常に起動できない場合に、システムの修復や更新、初期化を行うための特殊な起動モードのことです。このモードに入ると、iPad の画面には通常「iTunes」または「Finder」(macOS Catalina 以降)のロゴと USB ケーブルの画像が表示されます。

必要な場合:

役割:

リカバリーモードは、iPadに不具合が起きたときにシステムを修復するための特別なモードです。主な役割は以下の通りです:

iPadリカバリーモードのやり方と解除方法

iPadリカバリーモードのやり方

Face ID を搭載した iPad(iPad Pro など):

Step1: iPad の電源を切ります。

Step2: USB-C ケーブルの一端を iPad に接続し、もう一端を PC の USB ポートに接続します。

Step3: 「音量を上げる」ボタンをすばやく押して離し、続いて「音量を下げる」ボタンをすばやく押して離します。

Face ID を搭載した iPad

Face ID を搭載した iPad

Step4: 最後に「電源ボタン」を長押しし、リカバリーモードの画面が表示されるまで離さないでください。

リカバリモードの画面が表示される

リカバリモードの画面が表示される

ホームボタンを搭載した iPad:

Step1: iPad の電源を切ります。

Step2: USB ケーブルで iPad と PC を接続した後、「ホームボタン」と「トップボタン」を同時に長押しし続け、リカバリーモードの画面が出現するまで離さないでください。

ホームボタンとトップボタンを同時に長押し

ホームボタンとトップボタンを同時に長押す

iPadリカバリーモードを解除する方法

Face ID 搭載モデル:

Step1: 「音量を上げる」ボタンをすばやく押して離し、次に「音量を下げる」ボタンをすばやく押して離します。

Step2: 「電源ボタン」を長押しし、iPad のロゴが表示されるまで待ちます。

Step3: ロゴが出たら電源ボタンを離せば、通常モードに戻ります。

ホームボタン搭載モデル:

Step1: 「電源ボタン」と「ホームボタン」を同時に長押しし、iPad のロゴが表示されるまで続けます。

Step2: ロゴが表示された後、両方のボタンを離すと、正常に起動して通常モードに戻ります。

iPad がリカバリーモードから解除できない原因

iPad がリカバリーモードから解除できない原因は多岐にわたり、主なものは以下の通りです。​

● システムファイルの破損:

iOS/iPadOS の重要なシステムファイルが誤って削除されたり、ウイルスに感染したりして破損すると、リカバリーモードでスタックしやすくなります。

● アップデート失敗:

アップデート中にネットワークが切断されたり、電源が切れたりすると、システムが中途半端な状態になり、リカバリーモードから抜け出せなくなります。

● ハードウェアの故障:

iPad のバッテリー、ボタン、内部チップなどにハードウェア故障が発生すると、正常に起動したりモードを切り替えたりすることができず、リカバリーモードに固まります。

● iTunes/Finder との接続問題:

USB ケーブルが破損していたり、パソコンのドライバーが古かったりすると、iPad とパソコンが正常に接続できず、リカバリーモードの修復操作ができず、抜け出せない状態が続きます。

iPad がリカバリーモードから解除できない場合の解決方法​

1. iTunes(または Finder)を使用する

iTunes(macOS Catalina 以降では Finder)は Apple が公式に提供するデバイス管理ツールで、iPad のリカバリーモード解除やシステム修復に使用できます。この方法では、パソコンに iTunes(または Finder)をインストールし、iPad と接続して修復操作を行う必要があります。​

Step1: パソコンに最新版の iTunes をインストールし(macOS Catalina 以降の場合は Finder を開く)、USB ケーブルで iPad とパソコンを接続します。

Step2: iTunes/Finder は「復元またはアップデートする必要があります」というメッセージが表示されたら、「アップデート」を選択します。

「アップデート」を選択

「アップデート」を選択

Step3: 再度確認画面が表示されるので、もう一度「アップデート」ボタンをクリックします。

「アップデート」を選択

「アップデート」を選択

Step4: iPadが最新のiOSバージョンにアップデートされ、完了すると iPad は自動的に再起動し、通常モードに戻ります。​

メリット:​

デメリット:​

2. AnyFix – 一括操作でリカバリーモードを解除​

AnyFix は iMobie 社が開発した専門的な iOS/iPadOS システム修復ツールで、iPad や iPhone などの Apple デバイスの様々なシステム問題を解決することができます。特に「リカバリーモード解除」機能では、複雑な操作を必要とせず、一括操作で iPad をリカバリーモードから簡単に抜け出せるようにします。また、サポートする iPad モデルと iOS/iPadOS バージョンも非常に広く、最新のデバイスやシステムにも対応しています。​

メリット​:

使い方:

Step1: パソコン(Windows または Mac)に AnyFix をダウンロードしてインストールし、起動します。

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Step2: USB ケーブルで iPad とパソコンを接続し、AnyFix の画面で「リカバリーモードの切り替え」モードに入ります。

Step3: 「解除」をクリックし、解除を押し、しばらく待ってれば、リカバリーモードが解除します。

「リカバリーモードを解除」>「解除」の順にクリック

「リカバリーモードを解除」>「解除」の順にクリック

3. AnyFix – 一括操作でシステムを修復

リカバリーモード解除だけでなく、AnyFix の「システム修復」機能では、iPad の深刻なシステムエラー(例:無限再起動、画面が白いまま、システムクラッシュなど)も一括操作で修復できます。

Step1: 上記と同じく、iPhoneとPCをUSBケーブルで接続します。AnyFix の画面で「システム修復」機能を選択します。

システム修復

システム修復

Step2: iPhoneの不具合を確認し、「今すぐ修復」ボタンをクリックします。

システム修復-2

不具合を確認

Step3: 修復モードを選択します。

修復モードを選択

Step4: ファームウェアのダウンロード画面に入ります。「ダウロード」をクリックします。

システム修復-4

システム修復-4

Step5: 「今すぐ修復」をクリックし、iPhone修復が開始します。修復プロセスが完了したら、iPad は自動的に再起動されます。

修復完了

修復完了

よくある質問

Q.

iPhone リカバリーモードとDFUモードの違いは?

A.

リカバリーモード
用途:iOSのアップデートや復元に失敗したとき、通常の方法で初期化できないときに使用。
画面表示:ケーブルとパソコンのアイコンが出るので、モードに入ったことがすぐにわかる。
特徴:比較的安全で、まず最初に試すべき標準的な修復方法。
DFUモード
用途:リカバリーモードでも解決できない深刻な不具合に対応。
画面表示:画面は真っ黒のままで何も表示されない。
特徴:iOSを完全に書き換えることが可能で、復元の自由度が高い反面、操作が難しくリスクも伴います。

Q.

iPhone のリカバリーループを解除するには?​

A.

リカバリーループとは、iPhoneを起動すると毎回リカバリーモードの画面(ケーブルとPCのアイコン)が表示され、通常のホーム画面に進めない状態のことです。iPhoneがリカバリーモードから抜け出せないときは、まず iTunes/Finderで「アップデート」を実行 してみてください。解決しない場合や操作が難しい場合は、AnyFixなどの修復ツールを利用すると安全かつ簡単に解除できます。

まとめ

iPadがリカバリーモードに入ってしまうと、通常の方法では操作ができず不安になるものです。しかし、iTunesやFinderを使った基本的な復旧方法を試せば、多くの場合は解決できます。それでも解除できない場合や、よりスムーズに復旧したい場合には、専用の修復ツールを利用するのが最適な選択肢です。

特におすすめなのが AnyFix です。AnyFixを使えば、複雑な操作をしなくても数クリックでリカバリーモードを解除でき、さらに150種類以上のiOS関連不具合にも対応しています。iPad のシステムトラブルに直面したら、AnyFix を試してみてください。

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白川 澄羽

大手スマホメーカーでの勤務経験を活かし、iOS端末のロック解除やアカウント管理、設定の最適化などをわかりやすく解説。長年の執筆経験で培った情報発信力が、多くの読者に支持されている。