iCloudアカウントがロックされた時の解除方法

iCloudアカウントにログインしている時、Apple IDを何度も間違って入力することや、他人に悪用されて情報漏洩と判断された場合、iCloudアカウントがロックされる可能性が高いです。また、中古のiPhoneを購入したが、iCloudアカウントがロックされていて、iCloudの所有者に連絡しようとしましたが、まだ回答してくれない状態も最近続出しています。そんな状況に遭って、イライラと思われる人がきっと多いに違いありません。今回はiCloudアカウントがなぜロックされたかや対処法について一括でまとめてみましょう。

作者の画像 ばくてい 最終更新日: 2023年11月17日

iCloudとは何か

iCloudとはApple社が提供するクラウドサービスです。具体的に言うと、メール機能のほか、iPhoneの写真やビデオ、書類などのデータなどを安全に保存でき、友人と家族に共有可能です。その中で最も重要な機能はバックアップで、データ紛失時の復元はもちろん、情報を同期することもできるので、生活と仕事において欠かせないツールとして活用しています。

iCloudアカウントがロックされた原因と対処法

下記ではiCloudアカウントがロックされた時の原因として、3つをピックアップしました。それでは、一緒にご確認しておきましょう。

1.Appleサーバー側の不具合がある

iCloudはApple社が開発したクラウドサービスなので、Apple社のサーバーには不具合が発生した場合には、例え正しいApple IDやパスワードを入力してもiCloudにログインできない可能性があります。その時、利用者側が何度でもパスワードなどを入力したら、強制的にセキュリティ問題だと判断されiCouldアカウントがロックされたら困ります。なので、そんな状態になる場合、ユーザー側が何も操作しなくてAppleサーバーの復元を待つだけでいいです。

2.機種変更している

機種変更しても、古いデバイスでiCloudのサインアウト操作が行なっていなければ、新機でiCloudアカウントがロックされ、サインインできない状態になってしまう可能性も考えられます。特に、中古のiPhoneを購入した時には、端末の初期化やサインアウトの操作を行なっているかをきちんと確認しておきましょう。

3.Apple IDがロックされた

iCloudを使うには、Apple IDによってiCloudアカウントを作成しますので、もしApple IDには何かの不具合が発生した場合、iCloudアカウントもロックされてログインできないのも当然です。また、Apple IDやパスワードが大文字と小文字に分かれていますので、正しく入力できたかどうかを一度確認して再入力してみましょう。

もし再入力してもまだ解決できない場合、先ずApple IDのアカウントの状況について確認してください。Apple IDがロックされている原因として、主に次の三つが挙げられます。

a. Apple IDのパスワード、セキュリティ質問などの入力を何度も間違った

b.長期間iCloudといったApple IDを使用するサービスにログインしていない

c.セキュリティに問題が生じて、AppleはApple IDをロックします

Apple IDがロックされた様々な理由のうち、一番取り上げられるのはやはり情報入力の間違いでしょう。普段の場合、Appleが運営しているiforgotでロック解除できますが、iCloudアカウントがロックされたとしたら電話サポートを使う方が無難です。

① getsupport.apple.comに入って、対象デバイスを選択して、タップします。

② iPhoneについてどのような問題がありますかを選択します。

③ 『「このApple IDはセキュリティ上の理由で無効になっている」という警告が表示される』という項目を選択します。

③ 「今すぐアドバイザーと話したしたい」をクリックして、名前と電話を入力します。あとはAppleからの電話を待つだけです。

また「第三者が何度もサインインを試行している」可能性が高くて、セキュリティにリスクがあったら、例えしばらくロック解除できたとしても今後またロックされる可能性があります。その時、Apple IDを新しいメールアドレスに変更するのが勧めです。詳しい手順は下記でご確認ください。

① appleid.apple.comにアクセスしてサインインしましょう。

② 「アカウント」で「編集」を選択してください。

③ 「Apple IDの変更」を選択してから、新しいメールアドレスを入力します。

④ 今回の状況ではiCloudアカウントがロックされて使えないので、他社のメールアドレスを記入してください。そこに届いた確認コードを入力すればいいです。

4.専用ソフトでロックされたApple IDを削除

直接お使いのiPhoneでロックされたApple IDを削除したら、iOSデバイスも正常に利用できます。そのため、その場合に、iPhone/iPad/iPod向け専用のロック解除ソフト – AnyUnlockを利用するのをおすすめします。

Apple IDの削除機能以外、画面ロックの解除、スクリーンタイムパスコードの解除、MDMのバイパスなどの機能も搭載されていますから、役に立つツールです。

次はApple IDの削除手順をご紹介します。

1. 最新バージョンのAnyUnlockをコンピューターにインストールして起動します。

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2.アプリのメインインターフェイスで「Apple IDを削除」オプションを選択します。

「Apple IDを削除」オプションを選択

「Apple IDを削除」オプションを選択

3.USBケーブルを使用してiPhoneをコンピューターに接続し、「開始」ボタンをクリックします。

「開始」ボタンをクリック

「開始」ボタンをクリック

4.AppleIDをデバイスから削除する画面に入ります。「今すぐ解除」をクリックしてください。

「今すぐ解除」をクリック

「今すぐ解除」をクリック

5.iPhone/iPadでステータスを確認して、続きます。

デバイスのステータスを確認

デバイスのステータスを確認

6.iPhone/iPadのAppleIDを削除するには、ファームウェアパッケージをダウンロードする必要があります。デバイスの情報を確認して「ダウンロード」ボタンをクリックします。

「ダウンロード」をクリック

「ダウンロード」をクリック

7.ダウンロードが完了するまで、しばらくお待ち下さい。ダウンロードが完了でしたら、「今すぐ解除」ボタンをクリックしてください。

「今すぐ解除」をクリック

「今すぐ解除」をクリック

8.Apple IDを削除したら、以下の画面となります。画面指示によって、iPhoneを設定してください。

iPhoneを設定

iPhoneを設定

「iPhoneを探す」がオフになっている場合:

  • 全ての端末からApple IDを削除でき、データ紛失もありません。

iPhoneの「探す」がオンになっている場合:

  • iOS 11.4以降では、Apple IDのロックを解除でき、すべてのデータが消去されます。
  • iOS10.2からiOS11.3では、Apple IDのロックを解除でき、データが失われることはありません。
  • iOS10.2以前の場合、Apple IDのロックを解除でき、すべてのデータが消去されます。

まとめ

今回はiCloudアカウントがロックされた時の解除方法について紹介しました。日常生活で活用しているiCloudなので、先に対処法を身につけると便利だと思います。また、中古で購入したiPhoneの場合、もし前の所有者が中古ショップに出した前にiPhoneの初期化が忘れたとしても、先ずは焦らなくて前の持ち主に協力を要請してください。

それでも問題が解決できないとしたら、専用ソフトでロックされたApple IDを削除することをお勧めします。

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ばくてい Twitter Share Facebook Share

iOS&Androidデバイスの愛好者として、デバイスの使用をもっと便利にする裏技について色々書いています。

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