スクリーンタイムで休止時間を設定したのに効かない!どうすればいいのですか。今回はスクリーンタイムが制限できない場合の原因と試すべき11の対処法を分かりやすくご紹介します。スクリーンタイムの管理でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
子供のiPhoneの利用時間を制限するために、通常、iPhoneにはスクリーンタイムで休止時間を設定するユーザが多いです。しかし、休止時間をしっかり設定したのにiPhoneが使えるというスクリーンタイムが制限できない現象が起きることがあります。本記事ではスクリーンタイムが効かない場合の対処法をまとめて紹介します。
「スクリーンタイム」とは「休止時間」や「App 使用時間の制限」、「通信・通話の制限」「常に許可」「コンテンツとプライバシーの制限」など様々な設定から、iPhoneのアプリ等の使用時間を確認したり、管理したり、操作を制限したりすることができる機能です。
例えば、「休止時間」は休止時間中で許可されたアプリのみがデバイスで使用可能です。常に子供のiPhoneの使用時間を制限しようとする場合に利用される機能です。
では、どうすればiPad・iPhoneのスクリーンタイムを設定することができますか。次は休止時間を例としてスクリーンタイムの設定方法について紹介します。
Step1: iPhoneの「設定」アプリを開きます。メニュー一覧から「スクリーンタイム」をタップします。
Step2:「スクリーンタイムをオンにする」をタップして、「続ける」をタップします。
Step3:「これは自分用のiPhone」あるいは「これは子供用のiPhone」を選択します。
Step4:「休止時間」をタップします。
Step5:「スケジュール」をオンにしたら休止時間を設定することができます。設定した休止時間以外のときはiPhoneが通常通り使えます。
Step6:「スクリーンタイム・パスコード」を作成します。
Step7:指示に従い、Apple IDとパスワードを入力します。
設定している休止時間中でもスマホを依然として使用できる場合に、スクリーンタイムパスコードを設定することを忘れる可能性があります。パスコードを設定していないとき、スクリーンタイムが効かないことになります。
「iPhoneのスクリーンタイムでLINEを制限できないのはなぜですか」と聞くユーザがいます。実はLINEが「常に許可する」に入っているからです。使用時間を制限しなく、常に使用できると意味する「常に許可する」項目に入っているアプリは、休止時間などに制限されないことになります。
スクリーンタイムを設定する時、「使用時間終了時にブロック」の項目をオンにする必要があります。もし「使用時間終了時にブロック」がオフになったら、使用制限時間を過ぎてもスクリーンタイムが効くことになりません。
古いバージョンのiOSでは、スクリーンタイム関連の不具合が残っている場合があります。アップデートを行うことで「効かない」問題が解消されることがあります。
スクリーンタイムがうまく効かない原因として、iPhone自体の一時的な不具合や、iCloudとの同期エラーが考えられます。長時間の使用や軽微なシステムエラーによって、設定が正しく反映されなくなることもあります。特に複数のAppleデバイスでスクリーンタイムを共有している場合、同期が正常に行われていないと、一部の端末で制限が効かない状態になることがあります。
こうした問題が起きたときは、iPhoneを一度再起動し、iCloudの同期状況を設定アプリで確認するのが効果的です。操作はシンプルですが、スクリーンタイムが効かないと感じたときには、まず試しておきたい基本的な対処法です。
次はスクリーンタイムが効かない対処法を紹介します。ぜひ試してみてください。
Step1:デバイスの「設定」アプリを開きます。「スクリーンタイム」をタップします。
Step2: 「App使用時間の制限」をタップします。
Step3:スクリーンタイムが効かないアプリを見つけて、「使用制限終了時にブロック」を有効にします。
Step1:デバイスの「設定」アプリを開きます。
Step2:「スクリーンタイム」をタップし、「常に許可」をタップします。
Step3:「許可されたApp」の項目リストから、横の「ー」ボタンを押してスクリーンタイムが効かないアプリを削除します。
スクリーンタイムを再度有効にした後は、個別のアプリやアプリカテゴリに対して利用時間の制限を設定することができます。これにより、指定した時間を超えると自動的に利用が制限されるようになります。
Step1:「設定」アプリを開き、「スクリーンタイム」メニューへ進みます。
Step2:「App使用時間の制限」を選択し、次に「制限を追加」をタップします。
Step3:制限したいアプリまたはカテゴリを選び、1日の使用時間を設定してください。
Step1:デバイスの「設定」アプリを開きます。「スクリーンタイム」をタップします。

「スクリーンタイム」をタップ
Step2:「スクリーンタイム・パスコードを変更」をタップします。もう一度「スクリーンタイム・パスコードを変更」を選択します。
![[スクリーンタイム・パスコードの変更]をタップ](https://imobie-resource.com/jp/support/img/change-screen-time-passcode-2.png)
Step3: 設定済みのスクリーンタイム・パスコードを入力します。

旧いスクリーンタイム・パスコードを入力
Step4: 新しいスクリーンタイム・パスコードを作成して入力します。

新規スクリーンタイム・パスコードを入力
Step5: 指示に従い、Apple IDとパスワードを入力してOKをタップします。
Step1:デバイスの「設定」アプリを開きます。「一般」をタップします。
Step2:「ソフトウェア・アップデート」を選択します。
Step3:「 ダウンロードしてインストール」をタップすると、アップデートのプロセスをお待ちください。

iPad OSをインストール 写真元: re-cyberrat.info
Step1:デバイスの「設定」アプリを開き、「スクリーンタイム」をタップします。「スクリーンタイム」をオフにするをタップします。
Step2: 一番下下にスクロールし、「スクリーンタイムをオフにする」をタップします。スクリーンタイムをオフに変更します。

スクリーンタイムをオフにして、もう一度設定する
Step3: 画面の指示に従い、スクリーンタイムを改めてオンにして、初期設定を完了します。
スクリーンタイム・パスコードやApple IDのパスワードを忘れてしまった場合、自力でスクリーンタイムの設定をリセットするのは非常に困難です。特にスクリーンタイムが効かない場合、通常の操作では対処が難しいケースもあります。そんなときは、データを失うことなくiPhone上のさまざまなロックを安全かつ簡単に解除できる専用ツール「AnyUnlock」の利用がおすすめです。初心者でも直感的に操作でき、短時間で問題を解決へと導いてくれます。
AnyUnlockの推薦理由
AnyUnlockの操作手順
AnyUnlockを利用してスクリーンタイムを解除する操作手順は以下の通りです。
Step1:パソコンにAnyUnlockをダウンロードしてインストールします。
Step2:USBケーブルでiPhoneをパソコンに接続します。
Step3:AnyUnlockを起動します。ホーム画面で「スクリーンタイムのパスコードを解除」モードをクリックします。「開始」をクリックします。

「スクリーンタイムのパスコードを解除」をクリック
Step3:デバイスが自動的に検出されたら、「今すぐ解除」をクリックします。(注意:iOS 12以降のデバイスはバックアップするにはデバイスの暗号化が必要です)

「今すぐ解除」をクリック
Step4:すると、解除プロセスが開始されます。しばらくお待ちください。

スクリーンタイムのパスコードを解除
Step5:しばらくすると、スクリーンタイム・パスコードが解除されました。

スクリーンタイムのパスコードが解除された
Step6:そして、スクリーンタイム・パスコードを初期設定します。
特にファミリー共有を利用している場合は、親子間でApple IDが正しく同期されているかを確認してください。Apple IDの連携不具合により、一部のスクリーンタイム機能が正しく動作しないことがあります。
Step1:「設定」アプリを開き、「Apple ID(一番上の名前)」をタップします。
Step2:「ファミリー共有」を選択し、各メンバーが正しく表示されているか確認します。
Step3:問題がある場合は、一度該当ユーザーを削除し、再度追加して連携をやり直します。
日付や時刻がずれていると、スクリーンタイムなどの一部の機能が正しく動作しない場合があります。自動設定を有効にして、システムと同期させましょう。
Step1:「設定」>「一般」>「日付と時刻」を開きます。
Step2:「自動設定」をオンにしてください。
Step3:必要に応じて、地域(タイムゾーン)設定も見直してください。
上記の方法でも問題が解決しない場合は、iPhoneまたはiPadの「すべての設定をリセット」を試してみましょう。この操作により、Wi-Fiパスワードや壁紙などの設定は初期化されますが、写真やアプリなどのデータは消えません。
Step1:「設定」>「一般」>「iPhoneの転送またはリセット」を開きます。
Step2:「リセット」>「すべての設定をリセット」を選択します。
Step3:パスコードを入力して、操作を確定します。
※この操作後は、ネットワーク設定やスクリーンタイム設定を再度行う必要があります。
一度スクリーンタイムをオフにしてから再度オンにすることで、アクティビティの表示や制限の不具合が改善されることがあります。特に設定が反映されない場合や、ロック画面に制限が反映されないといったトラブルの際に有効です。
Step1:「設定」アプリを開き、「スクリーンタイム」を選択します。
Step2:下までスクロールして「アプリとウェブサイトのアクティビティをオフにする」をタップし、一旦機能を無効化します。
Step3:数秒後、再び「アプリとウェブサイトのアクティビティ」をオンにして、スクリーンタイムを再有効化します。
この操作により、iPadのロック画面制限が正常に動作するようになる可能性があります。ロック画面の制限をなくす対策としても役立つでしょう。
スクリーンタイムで休止時間を設定しているにもかかわらずアプリが使える場合は、「休止時間中にブロック」や「使用制限終了時にブロック」が有効になっていないことが原因です。休止時間中にブロックをオンにすると、指定時間内はアプリの使用が制限されます。使用制限終了時にブロックを有効にすれば、設定した制限時間を過ぎたアプリは自動的にロックされます。
これらの設定を見直すことで、スクリーンタイムの制限を正しく反映させることができます。
はい、一部の状況ではユーザー側でスクリーンタイムの制限をスキップすることが可能です。アプリ使用中に「あと1分です」などの警告が出た際、「制限を無視する」をタップすると、次の選択肢が表示されます:あと1分だけ使用/15分後に再通知/今日は制限を無視。これらを選ぶことで、当日の制限を一時的に解除できます。ただし、子どもの利用を制限する場合などは、パスコードの設定を行っておくことが重要です。
LINEアプリがスクリーンタイムの制限中にも使用できる場合は、「常に許可」リストに追加されている可能性があります。設定アプリのスクリーンタイム項目にある「常に許可」セクションには、制限時間に関係なく使えるアプリを登録できます。ここにLINEが含まれていると、休止時間中でも自由に使えてしまいます。制限を正しく適用したい場合は、「常に許可」の中からLINEを除外しておきましょう。
以上、iPhoneやiPadなどのApple製品でスクリーンタイムがうまく機能しない場合の対処法をご紹介しました。設定を見直してもスクリーンタイムが反応しない・制限が効かないと感じるときは、今回の方法を一通り試してみてください。
それでも問題が解決しない場合は、専門ツールのAnyUnlockを利用するのもおすすめです。信頼性と使いやすさを兼ね備えたツールで、多くのユーザーから高く評価されています。スクリーンタイムの不具合でお困りの方は、ぜひこの記事を参考にして解決を試みてください。
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