iPhone、iPadでクイックスタートができない時の対処法|原因と注意点を解説

この記事では、iPhone、iPadクイックスタートが反応しない、始まらない原因や対処法またはクイックスタートのときに、注意すべきことをご解説します。是非ご参考ください。

作者の画像 ばくてい 最終更新日: 2023年04月07日

iOSのクイックスタートを利用する際、専門画面が表示されない事や、途中でエラーが出ること等多いです。筆者の会社ではiPhone 12やiPhone 13を使っている人も同じ問題がありました。この記事では、iPhoneを例として、クイックスタートが反応しない、始まらない原因や対処法をまとめて解説します。iPad同士も同じ手順です。

一、iPhoneのクイックスタートとは?

iOSのクイックスタートはiPhone/iPad デバイスの機種変更する際、データを移行できる便利な機能です。Bluetoothを使って簡単にデバイス間でデータ移行できます。クイックスタートを使えば、今使っているデバイスの情報を使って、新しい iOS デバイスや iPadOS デバイスをすばやく設定できます。

二、クイックスタート6つの条件を確認

クイックスタートを利用するには、利用条件を満たしていないと使うことができません。使用する前、下記の条件を確認しましょう。

新しいiPhoneの容量を確認

新しいiPhoneの容量は古いiPhoneより少ないと、データが送れないのが当たり前です。

容量いっぱいまで使用していた128GBの古いiPhoneから128GBの新しいiPhoneにデータ移行するしようとしても、失敗する場合もよくあります。データは多いほど、転送中でエラーが発生しやすくなります。

例えば、グラスにいっぱい入れた水を移し替えるには、同じサイズのグラスかもっと大きなグラスか、どちらが水をこぼさずに移し替えやすいですか。

ですので、新しいiPhoneのストレージは余裕があるかどうかをご確認してください。

古いデバイスでストレージ使用量は「設定」ー「一般」ー「iPhoneストレージ」の順に確認できます。

状況によってデータを一部削除する必要があります。データを削除することを検討したい方には、他の移行方法をオススメです。

Apple IDを設定した

旧機種のiPhoneでApple IDにサインインした状態でないとクイックスタートを利用することができません。以下の方法でApple IDを確認できます。

「設定」の画面で「Apple ID、iCloud、メディアと購入」が表示される場合はサインインできています。

「Apple id」を選択

「Apple id」を選択

「設定」をタップして、一番上に「iPhoneにサインイン」が表示される場合はサインインしていません。「サインイン」をタップしてApple ID とパスワードを入力してください。

「iPhoneにサインイン」が表示される

「iPhoneにサインイン」が表示される

両方のデバイス電源ケーブルにつなぎ、近く置いている

クイックスタートを利用するには、新旧iPhoneを近付けておく必要があります。iPhone のデータの移行が終わるまで、2 台のデバイスを電源につないだまま、互いに近付けておいてください。

また、低電力や電源が切れるとデータ移行がうまく進まないかもしれないので、両方のデバイス電源ケーブルにつないだまま、近付けて置いてみてください。

BluetoothやWi-Fiが有効にする

クイックスタートはBluetoothがオンにしないとできません。移行先のiPhoneは工場出荷時の状態なので、Bluetoothを内部的にオンしています。移行元のiPhoneのBluetoothを確認しましょう。

移行元の「設定」画面の「Bluetooth」をタップして、「Bluetooth」の右側にあるスイッチを「オン」にします。

Bluetoothをオン

Bluetoothをオン

もしWiFiを利用する場合、両方のiPhoneとも安定なWiFiに接続できているかご確認ください。

iOSバージョンを最新にする

Appleの公式ページから今のデバイスに iOS 12.4 以降または iPadOS 13.4 が搭載されていれば、クイックスタートでデバイス間のデータ移行機能を使えると言われます。

そのため、両方のiPhoneがiOS12.4以降になる必要があります。iOS12.4以降のバージョンは、iPhone 5s以降の機種に対応しています。

iOSバージョンを確認するには、「設定」アプリを開き、「一般」→「情報」からシステムバージョンを確認できます。

アップデートする必要がある場合は、「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」からアップデート情報を確認できます。

iOSバージョンを確認

iOSバージョンを確認

iOSアップデートできない場合は以下のサイトをご参考ください。

iOSアップデートが終わらない/進まない時の対処法

カメラが使える

新iPhoneの画面に出た認証画像は旧iPhoneのカメラで写す必要があります。しかし、何故かカメラが使えない場合があります。そのような時は認証画像の下にある「手動で認証」をタップして、画面に表示される案内にそって進めてください。

「手動で認証」をタップ

「手動で認証」をタップ

三、クイックスタートできない時に4つの対処法

上記の条件を満たしてもクイックスタートできない場合、次の方法を試してみてください。

両方のiPhoneを再起動する

クイックスタート中にiPhoneの内部でなんらかの問題が起きると、クイックスタートができません。

その時は、一度両方のiPhoneを再起動することでクイックスタートができることがあります。再起動してからクイックスタートの操作をやり直してみてください。

ちなみに、移行先のiPhoneは再起動すると初期画面に戻すので、言語設定後クイックスタートを行えます。

移行先のiPhoneを初期化する

新しく購入した移行先のiPhoneを工場出荷初の状態でないと、クイックスタートを利用することができません。

初期設定を済ませてしまった場合、リセットして工場出荷時の状態に戻す必要があります。次の手順でiPhoneを再度初期化してみてください。

「設定」→「一般」→「リセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」

iPhoneを初期化する

iPhoneを初期化する

手順4の「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップして、「書類とデータをiCloudにアップロード」と表示がでるなら、「アップロードを完了してから消去」を押してください。

「iPhoneを消去」を押す→「Apple IDパスワード」を入力して消去。

データを消去してから初期画面と表示されます。古いiPhoneを近くに置いて言語設定してから通常の手順でクイックスタートを開始します。

有線接続でデータを移行する

ワイヤレスでクイックスタートする方法の他に、有線接続でデータを転送することができます。有線接続の場合には、Lightning – USB 3 カメラアダプタと Lightning – USB ケーブルがが必要になります。

ご用意の上、以下の手順で操作を行ってください。

1.Lightning – USB 3 カメラアダプタの Lightning ポートを使って電源に接続します。12W 以上の電源アダプタを使ってください。

2.これまで使っていた iPhone に Lightning – USB 3 カメラアダプタを接続します。

3.新しい iPhone に Lightning – USB ケーブルをつないで、その反対側の端子をアダプタに接続します。

4.引き続き、クイックスタートの手順を実行します。

Appleの公式ページから引用

注意:有線接続でデータの移行に対応しているのはiPhone だけです。

他の移行方法を利用する

ご利用のBluetoothとWi-Fiが低速の場合や混雑している場合は、ソフト経由でデータを移行することを推奨します。代表的なデータ移行ソフトPhoneTransAnyTransはよく利用されています。ここではAnyTransを例として、データ移行を解説します。

AnyTransは個別にiPhoneのデータを移行することもできます。

iPhoneとiPad、PC間でデータを個別に/全体移行できます。

iOSバージョンの制限がありません。

LINEのデータを移行できます。

新iPhoneで既存のデータを上書きせずデータを転送できる

新旧iPhoneに異なるApple IDがサインインしていてもデータを転送できる

Step 1: AnyTransをパソコンにダウンロード&インストールします。

無料ダウンロード(Win版)  Windows全般で動作可能 無料ダウンロード(Mac版)  Mac全般で動作可能

無料体験ウイルス検査済み

Apple認定開発者によって開発されたツール – AnyTransにウイルス、広告、スパイウェア、マルウェアなどの有害なものは一切含まれていません。

Step 2:AnyTransを起動してUSBケーブルで2つのiPhoneをパソコンに接続します。旧iPhoneを選択します。

古いiPhoneを選択

古いiPhoneを選択

Step 3:左にある「フォンスイッチャー」をクリック、「今すぐ転送」をクリックして新しいiPhoneへデータを移行します。

「iPhoneに引っ越し」に入る

「iPhoneに引っ越し」に入る

Step 4:新旧iPhone を確認して、「次へ」ボタンをクリックします。

「次へ」をクリック

「次へ」をクリック

Step 5:古いiPhoneから新しいiPhoneに転送したいカテゴリを選び、「次へ」ボタンをクリックすればOKです。転送が終わったら新しいiPhoneを快適に使えます。

転送したいカテゴリを選び

転送したいカテゴリを選び

数回クリックで、機種変更できます。クイックスタートできない方にはおすすめします。そのほか、無料でバックアップ着信音を自作などの機能を使えます。デバイスとPC間でデータを転送したり、iTunesとiCloudのデータを管理したり、iPhoneユーザーにとって大変便利な機能もあります。AnyTransを体験してみましょうか。

四、クイックスタート3つの注意点!

古いアプリを利用できなくなる

iPhoneのクイックスタートは機種変更のときに大変便利です。

しかし、注意点もいくつかあります。

例えば、古いiOSのバージョンにより古い機種だけ使えるアプリが新しいiPhoneで利用できなくなります。また、App Storeから消えたアプリはクイックスタート、iTunesまたはiCloudで転送できません。

以前まで使用できたアプリをApp Storeで検索しても、表示できない場合、AnyTransを経由して転送できます。具体的にはこちらのページをご参考ください。

LINEのデータは移行できない

LINEトーク履歴は事前にバックアップを取っておかないと、データを移行できません。そのため、クイックスタートをする前に、トーク履歴のバックアップを取るようにして下さい。

 

旧iPhoneのアラームなどの通知が邪魔する

クイックスタートでデータを移行する際に、電話がかかってきたり、アラームなどが鳴ったりすることで、データの転送が中断されてしまうことがあります。

なので、クイックスタートする前、アラームなどの通知を一時的にオフにしてください。

五、まとめ

今回は、iPhoneのクイックスタートの注意点、うまく行えない時の原因と対処法について解説しました。多岐にわたる注意点があるので、機種変更時の手続きを大幅に簡略化したい方にはAnyTransを推奨します。常にApple製品を利用している筆者はよくAnyTransでiPhoneのデータを管理、バックアップします。非常に便利なのでおすすめします。

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iOS&Androidデバイスの愛好者として、デバイスの使用をもっと便利にする裏技について色々書いています。

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