iPhoneがリカバリーモードになって解除できない場合でも、すぐに初期化が必要とは限りません。 まずは強制再起動を試し、それでも改善しない場合は、MacではFinder、WindowsではAppleデバイスアプリまたはiTunesで「アップデート」を行うのが基本です。 この記事では、iPhoneがリカバリーモードになる原因、初期化を避けながら解除する方法、 データが消えるケース、修理を検討すべき症状までわかりやすく解説します。
この記事のポイント
| 方法 | 適用シーン | データ消失リスク | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 強制再起動 | 軽度のフリーズ・一時的な不具合 | なし | ★★★★★ |
| Finder / Appleデバイスアプリ / iTunes のアップデート | 更新失敗・復元画面が消えない場合 | 低い(「アップデート」選択時) | ★★★★☆ |
| AnyFixでの解除 | 通常の方法で改善しない場合 | 低い | ★★★★☆ |
| 復元 | 最終手段 | 高い | ★★☆☆☆ |
上の表のとおり、まずは 強制再起動 を試し、改善しない場合は Finder / Appleデバイスアプリ / iTunes の「アップデート」 を優先するのがおすすめです。 「復元」 はデータが消える可能性があるため、最後の手段として考えましょう。
リカバリーモードとは、iPhoneに深刻なシステムトラブルが起きたときに、パソコンを使ってiOSをアップデートまたは復元するための特別な状態です。 画面にケーブルとパソコンのアイコンが表示され、通常操作ができなくなるのが一般的です。
ただし、リカバリーモードになったからといって、必ずしも初期化しなければならないわけではありません。 症状が軽ければ、強制再起動や「アップデート」で元に戻せる場合があります。
iPhoneがリカバリーモードに入る主な原因は以下の通りです。
とくにアップデートや復元の途中で止まったケースでは、いきなり「復元」へ進む前に、 初期化を避けられる方法から順に試すのがおすすめです。
もっとも手軽で、最初に試すべき方法です。軽度のフリーズや一時的な不具合であれば、 強制再起動だけでリカバリーモードが解除されることがあります。
機種によって強制再起動の操作は異なります。
詳しい図解は iPhone全機種を再起動・強制的に再起動する方法 でも確認できます。
強制再起動を試しても画面が変わらない場合は、次の方法へ進みましょう。
パソコンに接続してiPhoneを認識させる方法です。MacではFinder、WindowsではAppleデバイスアプリまたはiTunesを使います。 データを残したい場合は、 「復元」ではなく先に「アップデート」 を選んでください。
操作前にバックアップがあると安心です。まだバックアップがない場合は、 iPhoneバックアップソフト&ツールおすすめ6選 や iPhoneバックアップの作成・確認方法 もあわせて確認してください。
なお、iPhoneがパソコンに認識されない場合は iTunesにiPhoneのマークが出ない時の対処法 、 iTunes自体が開かない場合は パソコンでiTunesが起動しない/開かない時の対処法 も確認するとスムーズです。
注意: 「復元」を選ぶと、iPhoneが初期化される可能性があります。 データを消したくない場合は、まず「アップデート」から試してください。
FinderまたはAppleデバイスアプリ、iTunesの更新・復元選択画面。データを残したい場合は、先に「アップデート」を選択してください。
強制再起動でも改善せず、FinderやiTunesでもうまく進まない場合は、 iOSシステム修復ツールの AnyFix を使ってリカバリーモードの解除を試す方法もあります。
AnyFixは、リカバリーモードの切り替えに加えて、起動不良・リンゴループ・更新失敗などのiOSトラブルにも対応しています。ただし、端末の状態によっては解除できない場合もあるため、先に強制再起動やアップデートを試してから利用するのがおすすめです。
AnyFixでリカバリモードの切り替えを選択する画面
AnyFixでiPhoneを接続して解析する
AnyFixでリカバリーモード解除を開始する
AnyFixでリカバリーモード解除が完了した画面
落下・水濡れ・基板故障など、ハードウェアの問題が原因でリカバリーモードになっている場合は、 ソフトウェア対処だけでは改善しないことがあります。
次のような症状がある場合は、Apple正規サービスまたは信頼できる修理店への相談をおすすめします。
データを残せる可能性が高い操作
データが消える可能性が高い操作
いいえ。まずは強制再起動を試し、それでも改善しない場合はFinder、Appleデバイスアプリ、iTunesで 「アップデート」を行うことで、初期化せずに解除できる場合があります。
はい。MacではFinder、WindowsではAppleデバイスアプリでも操作できます。 iTunesは主に旧環境や既存環境で利用される選択肢です。
データを残したい場合は、まず「アップデート」を選んでください。 「復元」はiPhoneを初期化する可能性があるため、最後の手段として考えるのが安全です。
アップデートしても解除できない主な原因は、USB接続不良、パソコン側の不具合、iOSの深刻な破損、または物理故障です。 その場合は、上記の関連記事やシステム修復ツール、修理相談を検討してください。
一部の新しいiPhoneやiPadでは、近くにある別のデバイスを使って復旧できる場合があります。 ただし、本記事ではより多くのユーザーに共通する方法として、MacのFinderまたはWindowsのAppleデバイスアプリ、iTunesを使う手順を中心に紹介しています。
iPhoneがリカバリーモードから解除できなくても、すぐに初期化が必要になるとは限りません。 まずは 強制再起動 、次に Finder / Appleデバイスアプリ / iTunes の「アップデート」 を試し、 それでも改善しない場合は AnyFix や修理相談へ進むのがおすすめです。
関連トラブルがある場合は、 iPhoneが認識されない時の対処 、 iTunesが開かない時の対処 、 iPhoneが動かない時の対処 もあわせて確認してみてください。
FinderやiTunesでうまく解除できない場合は、 AnyFix のようなiOS修復ツールを検討するのも一つの方法です。