iPhoneのバックアップの暗号化をしないように設定

iPhoneのデータを保護するために、iTunesでバックアップする際パスコードで暗号化できます。次回ばっくを取る時もパスコードが必要です。この記事ではiTunesでiPhoneのバックアップの暗号化をなしにする方法をご説明します。

作者の画像 ばくてい 最終更新日: 2022年08月08日

iPhoneを使いうちに、データがどんどん増えてて、定期的にバックアップをしたほうが安心だと思います。しかし、記憶力に自信がないので、バックアップを暗号化しないように設定したいです。たが、バックアップを暗号化しないと何かまずいことでもあるの?或いは、前はバックアップを暗号化したけど、今は暗号化しないようにしたいとすれば、どのように設定したほうがいいでしょう?

この記事は、上記の2つの疑問について解説します。

Part 1、暗号化なしでもバックアップできますか?

できます。iTunesでは、暗号化しないようにしても、バックアップすることはできます。iTunesでバックアップする場合に、iPhone上ほぼすべてのデータをバックアップますが、「暗号化あり」と「暗号化なし」では、バックアップできるものは少し違います。

バックアップ「暗号化あり」と「暗号化なし」の違いは?

暗号化しないバックアップでも、デバイスのほぼすべてのデータと設定情報保存できます。

暗号化を有効にすると、その上に下記の5つのデータもバックアップの対象とされます。

  • iPhoneで保存したパスワード
  • Wi-Fi 設定
  • Web サイトの履歴
  • Apple Watch 上のヘルスケアデータとアクティビティのデータ
  • iPhone上の通話履歴

ご注意:iTunesバックアップを暗号化しても、Face ID、Touch IDおよびロック画面のパスコード、Apple Pay の情報と設定内容、Appleメールのデータはバックアップされません。

iTunesバックアップのパスワードを忘れた時の有用な対策

上記の内容を読んで、やはりバックアップ暗号化をしたくないとしたら、次の内容を続けて読んでください。

暗号化していないのバックアップを作成する方法

iTunesバックアップ機能は、デフォルトで「ローカルバックアップ暗号化」を有効にしていません(チェックを外している状態)。

そのままバックアップすれば、暗号化がしていないバックアップは作成されます。

もし暗号化しないでiPhoneをバックアップして欲しいなら、「ローカルバックアップの暗号化」にチェックを入れないまま「今すぐバックアップ」をクリックしてください。

すると、暗号化されていないバックアップは作成されます。

多数の人は、以前暗号化を有効のままバックアップしたことでしょう。そういう場合、バックアップの暗号化をどうやって解除出来るか?

Part 2、iTunesのバックアップの暗号化を無効にする方法

【パスワードを覚えている場合】iTunesで暗号化を無効にする方法

Step 1: USBケーブルでお使いのiPhone/iPad/iPod touchをパソコンに接続 > iTunesを起動します。

Step 2: 左上iOSデバイスのアイコンをクリックします。

iTunesのバックアップの暗号化を無効にする方法 1

iTunesのバックアップの暗号化を無効にする方法 1

Step 3: 「iPhoneのバックアップを暗号化」チェックボックスの選択を外してください。

iPhoneのバックアップ暗号化しないように設定する

iPhoneのバックアップ暗号化しないように設定する

Step 4: 以前設定したバックアップのパスワードを入力してください。

パスワードを入力

パスワードを入力

Step 5: 「OK」をクリックすると、このiPhoneのバックアップの暗号化は解除されます。

「OK」をクリック

「OK」をクリック

上記の方法では、自分が設定しておいたパスワードを覚えている場合のみ適応します。もしパスワードを覚えていなかったら、上記の方法で暗号化をなしにすることができません。

そのため、次の部分は設定したパスワードを忘れた場合にiPhoneバックアップの暗号化をしないように設定方法をご紹介します。

【パスワードを忘れた場合】方法1. iPhoneで暗号化設定をリセット

1.iPhoneで「設定」アプリに入り、「一般」をタップします。

2.下にスクロールし、「リセット」をタップしてください。

3.次に「すべての設定をリセット」を選択します。

4.そこで、iPhoneをロックを解除するためのパスコードを入力すれば、iPhoneバックアップ暗号化の設定をなしにすることができます。

「すべての設定をリセット」をタップ

「すべての設定をリセット」をタップ

こうして、以前でiPhoneにかけたバックアップ暗号化設定はなしにされます。iTunesを起動して確認しましょう!バックアップ暗号化のチェックは外された!

バックアップ暗号化をなしにする方法

バックアップ暗号化をなしにする方法

【パスワードを忘れた場合】方法2. 専用ツールでiTunesバックアップの暗号化を解除・解析

上記の方法を利用して暗号化をなしにできますが、ほかの設定もリセットされて再度設定する必要があります。そのため、ここで、もう1つの方法をおすすめします。それは、iOSデバイス向け専用のパスワード解除ソフト – AnyUnlockを使ってiPhoneバックアップの暗号化を解除します。

しかも、このソフトを利用すると、設定したバックアップの暗号化を解除できるだけでなく、そのパスワードを解析することもできます。すると、そのバックアップからデータを復元することもできます。

Step 1、AnyUnlockをパソコンにダウンロードしてインストールします。

無料ダウンロード(Win版) Windows全般で動作可能 無料ダウンロード(Mac版) Mac全般で動作可能

今すぐダウンロードウイルス検査済み

Googleの設定により、AnyUnlockをダウンロードする時は、このような警告が表示されます。ご安心ください!Apple認定開発者によって開発されたツール – AnyUnlockにウイルス、広告、スパイウェア、マルウェアなどの有害なものは一切含まれていません。

ダウンロードを続ける

ダウンロードを続ける

Step 2、「iTunesバックアップのパスワードを解除」をクリックします。

iPhoneのバックアップのロックを解除する方法

iPhoneのバックアップのロックを解除する方法

Step 3、iPhoneをPCに接続 > 「今すぐ解除」をクリックします。

iPhoneのバックアップのロックを解除する方法

iPhoneのバックアップのロックを解除する方法

Step 4、すると、暗号化の解除は始まります。次の画面が表示されと、バックアップ暗号化の設定は解除されました。

iPhoneのバックアップのロックを解除する方法

iPhoneのバックアップのロックを解除する方法

もしiPhoneバックアップのパスワードを解析したいなら、ホーム画面で【iTunesバックアップのパスワードを復元】機能を選択して利用してみてください。

Tips:iPhoneのデータを消えた時の対処法

システムエラーが発生したり、誤って削除してしまったりすることで、iPhoneのデータがなくなったケースが時々あります。その場合、iPhone/iPadなどのiOSデバイス向けデータ復元ソフト – PhoneRescue for iOSを使うのをおすすめします。バックアップの有無を問わず:iPhone本体、iTunes/iCloudバックアップから削除してしまった写真を復元できます。

PhoneRescue for iOSをダウンロードして体験してみましょう!

無料体験ウイルス検査済み

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iOSデバイスからリカバリーを選択する

iOSデバイスからリカバリーを選択する

最後に

以上です。上記の方法を参考すれば、iTunesでiPhoneのバックアップの暗号化をなしにすることができます。

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iOS&Androidデバイスの愛好者として、デバイスの使用をもっと便利にする裏技について色々書いています。

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