iTunesバックアップの復元方法と復元できない時の対策を徹底解説

今回の記事はiTunesバックアップの復元方法と復元できない時の対策をまとめてご紹介します。

作者の画像 ばくてい 最終更新日: 2022年11月28日

iPhone/iPadなどのデバイスを持っている人にとっては、「iTunes」は不可欠なツールです。メディアプレーヤーとして利用できる以外、iOSデバイスのデータをバックアップ・復元して管理することができます。

  • 機種変更したいので、新しいiPhoneに古いiPhoneのバックアップを復元したいです。
  • 大切なデータがなくなったので、前のバックアップからデータを復元したいです。
  • 利用しているiPhoneが動かなくなり、バックアップから復元して元の状態に戻したいです。

上記のような場合に、iTunesバックアップからの復元で解決できますから、ここでは、iTunesバックアップの復元方法と復元できない時の対策をまとめてご解説します。

Part 1:iTunesでバックアップをiPhoneに復元する方法

1.1、WindowsパソコンでiTunesでバックアップの復元方法

Step 1: iPhoneをUSBケーブルでパソコンと接続します。信頼画面が出たら、「信頼」ボタンをタップしてパスワードを入力します。

Step 2: WindowsパソコンでiTunesを起動してデバイスアイコンをクリックします。

Step 3: 「バックアップ」項目で「バックアップを復元」を選択して各バックアップの日付を確認して復元したいものを選択します。

Step 4: 「復元」をクリックします。暗号化したバックアップからの復元は、パスワードの入力が必要なので、パスワードを入力してください。

iTunesでバックアップから復元

iTunesでバックアップから復元

1.2、MacのFinderでバックアップをiPhoneに復元する方法

Step 1: iPhoneをUSBケーブルでパソコンと接続します。信頼画面が出たら、「信頼」ボタンをタップしてパスワードを入力します。

Step 2: macOS Catalina 以降を搭載した Mac では、Finder を開きます。macOS Mojave 以前を搭載した Mac では、iTunes を開きます。

Step 3: 「バックアップを復元」を選択して各バックアップの日付を確認して復元したいものを選択します。

Step 4: 「復元」をクリックして復元プロセスを待ちます。暗号化したバックアップからの復元は、パスワードの入力が必要です。

MacのFinderでバックアップをiPhoneに復元

MacのFinderでバックアップをiPhoneに復元

Part 2:iTunesバックアップからデータを抽出して復元する方法

上記の方法でiTunesバックアップを復元できますが、iPhoneに既存のデータが削除されました。もし前回のバックアップした後に保存されたデータがあれば、消えてしまいました。

そのため、ここで、公式のiTunesでの復元方法以外、iOSデバイス向け専用のデータ復元ソフト – PhoneRescue for iOSをおすすめしたいです。

2.1、専用ツール – PhoneRescue for iOSが必要

PhoneRescue for iOSを利用すると、iTunesバックアップの詳しい内容を確認することができ、バックアップ内のデータを閲覧することができます。

写真、メッセージ、連絡先、LINEのトーク履歴など、ほとんどのデータを抽出して復元することができ、他のデータに影響がないです。

さらに、iTunesバックアップからデータを復元したい場合に、「データ比較」機能が提供されています。iPhoneとiTunesバックアップ間のデータを比較することで、紛失されたデータを簡単に発見して復元できます。

PhoneRescue for iOSは有効ソフトですが、無料体験版も用意されています。無料版でデータをスキャンして復元したいデータがあるかどうかを確認することができますから、まず、無料版をダウンロードして確認しましょう!

無料ダウンロード(Win版) Windows全般で動作可能 無料ダウンロード(Mac版) Mac全般で動作可能

無料体験ウイルス検査済み

安全性確保のPhoneRescue for iOSにウイルス、広告、スパイウェア、マルウェアなどの有害なものは一切含まれていません。どうかご安心してご利用ください。

2.2、PhoneRescue for iOSでiTunesバックアップを復元する手順

Step 1.iPhone用のUSBケーブルを使って、コンピュータに接続します > 復元モード「バックアップからリカバリー」を選択します > 「次へ」アイコンをクリックします。

「iTunesバックアップからリカバリー」を選択する

「iTunesバックアップからリカバリー」を選択する

Step 2.接続されたiPhoneのバックアップと他のバックアップが展示されています。

適当なiTunesのバックアップを選択 > 「次へ」ボタンをクリックします。

iTunesのバックアップを選択

iTunesのバックアップを選択

  1. iPhone接続の状態で「次へ」ボタンをクリックしてから、「データ比較」画面が出ていきます。「比較」を選択すると、iPhoneとiTunesバックアップ間のデータを比較して、紛失されたデータを簡単に発見できます。しかし、もしお使いのiPhoneが暗号化されたら、iTunesで「ローカルバックアップを暗号化」オプションのチェックを外して解除する必要があります。
  2. 暗号化されたiTunesバックアップの内容を確認したいなら、パスワードを入力して解除する必要があります。忘れた場合にも心配なく、「パスワードをお忘れの場合」ボタンをクリックしてパスワードを解析することができます。

Step 3.復元したいデータ種類を選択 > 「OK」ボタンをクリックします。ここで、写真を例にします。

復元したいデータ種類で「写真」を選択

復元したいデータ種類で「写真」を選択

Step 4.iTunesバックアップ内の写真を確認 > 復元したい写真を選択 > 右下の「デバイスへ」&「PCへ」ボタンを選択して抽出・復元します。

復元したい写真を選択

復元したい写真を選択

Part 3:iTunesでバックアップから復元できない時の原因と対策

iTunesでバックアップを復元する時、エラーが出て復元できない状況もよく発生しますので、その場合に、どうすればいいですか。この部分では、iTunesバックアップから復元できない時の原因と対策を紹介しますので、参考にしてください。

3.1、iTunesでバックアップから復元できない原因

iTunesバックアップからiPhoneにデータを復元できない場合に、以下のような原因があります。

  1. USBケーブルが緩んでいるか破損している
  2. 通信環境が不安定
  3. iOSやiTunesのバージョンは古すぎ
  4. iTunesバックアップが壊れている
  5. 暗号化されたiTunesバックアップのパスワードを忘れた

上記のような原因でiTunesバックアップを復元できなくなったら、次の対策を参考にしてください。

3.2、iTunesでバックアップから復元できない時の対策

①USBケーブルが緩んでいるか破損してい場合

iOSデバイスを再接続または他のUSBケーブルでお試しください。

②通信環境が不安定場合

iTunesで復元する場合に、安定しているインターネットに接続する必要がありますので、安定したネットワーク下で行ってください。

③iOSやiTunesのバージョンは古すぎ場合

iTunesもしくはiPhoneのiOSが古いバージョンのままだった場合、最新のバージョンのものをインストールすることで解決できます。

iPhoneを最新バージョンへのアップデート方法>

④iTunesバックアップが壊れている場合

知らない原因でiTunesのバックアップが壊れているため、復元できません。その場合に、iTunesではなく、専用の復元ツール – PhoneRescue for iOSを使って復元してみてください。

⑤暗号化されたiTunesバックアップのパスワードを忘れた場合

iTunesでデータをバックアップする場合に、暗号化を選択してバックアップすることができます。そのバックアップを復元したいなら、設定したパスワードを入力する必要もあります。

もし暗号化されたiTunesバックアップのパスワードを忘れた場合、こちらの記事を参考してパスワードを解析・解除してください。

まとめ

これは、iTunesバックアップからの復元方法と復元できない時の対策です。もしiTunesバックアップから個別のデータを抽出して復元したいなら、PhoneRescue for iOSをダウンロードして利用するのをおすすめします。

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iOS&Androidデバイスの愛好者として、デバイスの使用をもっと便利にする裏技について色々書いています。

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