iPhoneの写真がパソコンで表示されない時の対処法8つ

iPhoneから写真をパソコンで表示されない!この記事は、iPhoneの写真がパソコンで表示されない原因と8つ対処法を解説します。

作者の画像 ばくてい 最終更新日: 2023年09月27日

iPhoneをWindowsパソコンに接続すれば、iPhoneのアイコンが「コンピューター」の「ポータブルデバイス」に表示されます。中に入ると、「DCIM」というフォルダがあって、撮った写真や保存した画像などが表示されます。iPhoneの写真を見たり、パソコンにコピーしたりする場合、「DCIM」に入れば簡単にできます。

しかし、DCIMフォルダの中身が表示されない、更にiPhoneのアイコンがパソコンの「ポータブルデバイス」に表示されないで取り込めない場合はあります。その時はどうすればいいですか?iPhoneの写真の一部しかパソコンに表示されない・取り込めない問題を解決するため、原因を分析し、以下の8つの対策を提供します。

Part 1:iPhoneの写真や動画がパソコンで表示されない時の原因

iPhoneをWindows7などWindowsパソコンに接続しても「iPhoneの画像がパソコンに表示されない」という場合があります。例えば、iPhoneの写真はPCのDCIMフォルダに保存されているはずなのに表示されず、接続されているはずのiPhoneがポータブルデバイスに表示されず、写真ファイルにアクセスできない。それに、iPhoneからパソコンに取り込んだ写真や動画はパソコンで表示されません。そういう時、考えられる原因は以下の通りです。

  • iPhoneの撮影フォーマットがパソコン非対応
  • パソコンでHEICの写真が表示されない
  • パソコンにiPhoneを接続する許可をしないと表示されない
  • iOSの端末やiTunesなどによってロック画面を解除しないと表示されない
  • iCloud設定が原因でiPhoneの写真がパソコンに表示されない
  • iPhoneがパソコンからドライブとして認識されなくなった
  • iPhoneのiOSバージョンやWindowsのバージョンなどが古い

DCIMとは?

問題を解決する前に、DCIMとは何かを理解する必要があります。 DCIMフォルダーとは、スマートフォンやカメラで撮影した画像や写真を保存するために、デジタルカメラがメモリーカード(通常はSDカードを使用)に自動的に作成するフォルダーのことです。 スマートフォンをパソコンに接続すると、ファイルエクスプローラーでこのフォルダを確認できます。

iPhoneの内部ストレージ(PC/Apple iPhone/InternalStorage/DCIM)にあるDCIMディレクトリは、写真アプリに保存された写真データをフォルダごとに整理して保存します。

Part 2:iPhoneの写真や動画の一部しかパソコンに取り込めない時の対策

対策1.iPhoneの画面で「信頼」をタップする

そもそもパソコンでDCIMフォルダが表示されない場合、パソコンがiPhoneを認識していないということです。こういう時は、iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続し、画面で「このコンピュータを信頼しますか?」というメッセージが表示されます。

その場合、iPhoneで「信頼」をタップしてください。その後、iPhoneの写真がパソコンで表示できるようになります。

「信頼」をタップ

「信頼」をタップ

対策2.iPhoneの画面ロックを解除する

画面ロックが掛かっている場合、iPhone上全部の写真がパソコンで表示されないのは当然なことです。従って、iPhoneの画面ロックを解除してから写真を確認してください。

対策3.USBケーブルに問題があるかを確認

USBポートとケーブルが壊れている場合に、iPhoneの写真や動画をパソコンに取り込むすることができないので、とりあえず、パソコンとiPhoneを接続するUSBポートやケーブルが壊れていないかを確認してください。できれば、USBケーブルを変換して再度試します。

対策4.iPhoneとWindowsを最新バージョンにアップデート

iPhoneとWindowsのバージョンが古すぎると、iPhoneの写真や動画を取り込む時にできない可能性がありますから、もし取り込めない場合に、iPhoneとWindowsを最新バージョンにアップデートしてみてください。

iOSアップデート:「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」の順で確認します。

Windowsアップデート:公式サイトを参考にしてください。

対策5.iPhone専用のツールを使って写真を見る・転送する

以上の対策でパソコンでiPhoneの写真が表示されない・一部表示されない不具合を解決できないなら、iPhone専用の転送ソフトAnyTransを利用しましょう。AnyTransを利用すると、面倒な設定を変更する必要がありませんので、すごく便利です。しかも、このソフトは以下のメリットがあります:

  • 自動的にHEIC/HEIF形式の写真をJPGに変換し、パソコンに転送できる
  • iPhone中のすべての写真をAnyTransで見れるし、欲しい写真を見つけ出すのが簡単
  • オリジナルサイズの写真転送でき、画質の劣化はしない
  • 写真を一括転送するか、選択的に転送するか、自由で選択できる
  • 最新のiPhone 15シリーズに対応

Apple認定開発者によって開発されたツール – AnyTransにウイルス、広告、スパイウェア、マルウェアなどの有害なものは一切含まれていません。もしAnyTransの安全性が気になるなら、こちらのページをご参考ください:AnyTransって安全なの?ウイルス入りではない?ご不安の方へ>

それではAnyTransを使って、iPhoneの写真がパソコンで表示されない問題を解決しましょう:

Step 1.AnyTransをダウンロードします。

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Step 2.AnyTransを起動> USBケーブルでiPhoneをPCに接続>デフォルト画面で「写真」をクリックします。

「写真」をクリック

「写真」をクリック

Step 3.iPhoneからパソコンに転送したい写真のカテゴリに入ります。ここでは「マイフォト」の写真をパソコンに見たり、転送したりすることを例とします。写真のサムネイルやフォーマット、サイズなどを閲覧することができます。写真をPCに入れたい場合、必要な写真を選択して、右上の「PCへ」ボタンをクリックします。

iPhoneの写真をPCにコピー

iPhoneの写真をPCにコピー

Step 4.HEIC形式の写真をPCに転送する場合、「HEIC画像出力設定」の下で「JPG形式で出力する」を選択すれば自動的にJPG形式に変換できる >「保存」をクリックします。

HEIC形式の写真をJPEGに設定してiPhoneから取り出す

HEIC形式の写真をJPEGに設定してiPhoneから取り出す

それで選択された写真がiPhoneに転送されて、iPhoneの写真がパソコンで表示されない問題が解決されました。

-AnyTransは写真だけでなく、音楽や動画、着信音、ボイスメモをパソコンに取り出すこともできます。また、逆にパソコンから写真や他のデータをiPhoneに転送することも簡単です。

-Mac PCで写真をJPEG形式として保存したい場合も以上の方法でできます。

おすすめ記事:簡単にiPhone Xに曲を入れる方法>

対策6.iCloudの写真設定を変更する

もしiPhoneの写真がパソコンで一部しか表示されないなら、iCloudの写真設定で「iPhoneのストレージを最適化」に設定されたため一部の写真がiCloudに保存されている可能性があります。

iCloudの写真で「iPhoneのストレージを最適化」を選択すれば、iPhoneの写真のフルバージョンがiCloudに保存され、iPhoneに最適化されたバージョンだけが保存されます。最適化されたバージョンの写真はiPhoneの容量を節約できますが、パソコンでみれません。

もしパソコンで写真が一部表示されない問題を解決したいなら、次の手順に従って操作してください:

Step 1.iPhoneで「設定」>「ユーザー名」>「iCloud」>「写真」に入ります。

Step 2.もし「iPhoneのストレージを最適化」にしているなら、「オリジナルをダウンロード」に変更してください。

iCloudの写真設定を変更する

iCloudの写真設定を変更する

Part 3:iPhoneの写真や動画がパソコンで表示されない時の対策

対策7.HEICファイルをJPG/JPEG/PNGに変換する

iPhoneのHEICファイルをそのまま入れたら、パソコンで直接見られません。もしHEIC写真は既にパソコンに入れたら、便利なAnyTransの「HEIC変換」機能を使用して、オンラインでHEICファイルをパソコンが対応できるJPG/JPEG/PNGに変換しましょう。

直接にオンラインでHEICの写真を一括 JPG/JPEGに変換し、必要に応じて、HEICファイルをPNG、GIFにも変換できます。HEICダイナミック壁紙さえもJPGに変換できます。もちろん、すべての機能は無料です。

Step 1.AnyTransをダウンロードして起動します。

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Step 2.左側で「HEIC変換」機能を選択します。

「HEIC変換」機能を選択

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Step 3.パソコンにあるHEICファイルを直接ドラッグ&ドロップ、または、「クリックして追加」ボタンをクリックして、HEIC形式の画像ファイルを選択して「開く」ボタンをクリックします。

HEIC形式の画像ファイルを選択

HEIC形式の画像ファイルを選択

Step 4.HEIC画像を選択して「変換」ボタンをクリックします。

HEIC変換

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Step 5.ダウンロードしたいJPGの画像を名前つけて保存します。

HEICをJPGに変換する方法 - JPGの画像を名前つけて保存

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対策8.写真をPCに転送する時のフォーマットを変更する

iPhoneをiOS 17/16にアップデートしたら、「HEIF」(.HEIC)形式の写真を撮ることができるようになりました。この形式の写真はWindowsパソコンでサムネイルが表示されることができますが、クリックしてもiphone写真をパソコンに見れない問題があります。その場合、写真の転送設定を変更すれば簡単にパソコンで見れるようになります:

Step 1.iPhoneで「設定」>「写真」に入ります。

Step 2.「MacまたはPCに転送」の下に「自動」を選択します。それで「HEIF」(.HEIC)形式の写真がパソコンで自動的に「JPG」形式の写真に変換され、プレビューしたり、編集したりすることができます。

写真をPCに転送する時のフォーマットを変更する

写真をPCに転送する時のフォーマットを変更する

お見逃しなく:iPhoneの写真をMacにバックアップする方法>

もし、iPhoneから大切な写真を削除しまったら、やはり復元したいでしょう。この記事「iPhoneから削除してしまった写真を復元する方法」をご参考ください。

まとめ

以上はiPhoneの写真の一部しかパソコンに表示されない・取り込めない時の原因と8つの対策です。いかがでしたか?上記に書いてあるAnyTransは「WiFiでiPhoneをPCにバックアップ」や「iPhoneとPCの間でデータを転送」などの機能もあります、興味のある方は、AnyTransをダウンロードして試しましょう。この記事が参考になりましたら、TwitterやFacebookでシェアもお願いします。

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iOS&Androidデバイスの愛好者として、デバイスの使用をもっと便利にする裏技について色々書いています。

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